世界最古のデパート、パリのボン・マルシェの近くに
ひっそりたたずむ 美しい白い教会

「奇跡のメダイユ教会」


この教会は、1815から1930年にかけて造られました。


　この教会の名前が
　世界中に知れ渡るきっかけになったのは、
　「奇跡のメダイ」


　1830年、修道女カタリナ・ラブレが
　マリア様から

　「人々のために心を込めて、
　　メダル(=Medailleメダイ）を作りなさい」

　というお告げを受け、
　作ったメダルを
　パリでコレラが流行し、2万人以上の死者が出た際、
　2000個、人々に配ったところ、
　コレラが収束したという言い伝えがあります。

　そして、メダルを手にした人に奇跡が起こる、
　幸福が訪れるということで
　「奇跡のメダイ」が世界中で有名になったのです。
　

戦争、疫病、大災害、犯罪、事故、大恐慌、テロリズム、謀略などの不安が渦巻く現代において、
聖母に信頼を持って不思議のメダイを身につける人は、必ずや聖母によって真理に導かれ、
決して悪魔にうち負かされることはないでしょう。ということです。


聖カタリナは1876年に召されましたが、不思議なことに、遺体が腐敗することなく、
今でもそのままの状態で、聖母マリア像の下に、安置されています。


店主は以前、パリの友人にこの「奇跡のメダイのカード」をもらって以来、
いつもお財布に入れていますが、そのおかげか、特に難もなく、比較的スムーズに運んでいるように思います。




O Mary, conceived without sin, pray for us who have recourse to thee. （英語）


O Marie concue sans peche, priez pour nous qui avons recoure a vous.（フランス語）


「原罪なくして宿り給いし聖マリア
　　御身に依り頼み奉る我等の為に祈り給え」